コリン性蕁麻疹は,汗アレルギー型(血管性浮腫合併例を含む),毛包一致型,特発性後天性全身性無汗症/乏汗性コリン性蕁麻疹の3つに分類される.とくに汗アレルギー型はアナフィラキシーを伴うことがあり,発汗低下を認める病型では熱中症や意識障害に至る場合があるため注意が必要である.また治療においては,発汗を正常に認めるコリン性蕁麻疹では非鎮静性H₁受容体拮抗薬が中心であるのに対し,発汗低下を認める症例ではステロイドパルスが著効する例が多い.このように病型により重症度や治療選択が異なるため,臨床症状以外に自己汗皮内テスト,温熱発汗テストなどを行い,病型を適切に評価することが重要である.
「KEY WORDS」コリン性蕁麻疹,特発性後天性全身性無汗症,自己汗皮内テスト,汗アレルギー,アセチルコリン
「KEY WORDS」コリン性蕁麻疹,特発性後天性全身性無汗症,自己汗皮内テスト,汗アレルギー,アセチルコリン

