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【特集 すべては経皮感作から始まる】

経皮感作と経口免疫

Relationship between epicutaneous sensitization and oral sensitization in food allergy

掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア Vol.11 No.3 29-34, 2013
著者名
猪又直子
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / アレルギー・免疫 / 皮膚疾患 / 小児疾患
診療科目
アレルギー科 / 消化器内科 / 皮膚科 / 小児科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア

「Summary」食物アレルギーは, 従来, 腸管粘膜がおもな感作ルートと考えられてきたが, 近年, 新たな感作ルートとして皮膚に注目が集まっている. 食物抗原の曝露ルートは1つではなく, 曝露された複数のルートから誘導された免疫応答が複雑にクロストークした結果, 食物アレルギーの表現型が決まる. 経皮曝露はそれ単独で食物アレルギーを成立させ得るが, 先行する軽微な経皮曝露により, 経口トレランス誘導を阻止することもできる. 経皮感作によるIgE上昇は, 二次的な腸管粘膜の透過性亢進をもたらし, アレルギー炎症を増悪させ, 腸管粘膜での悪循環を生じさせる. 「はじめに」宿主免疫の最前線は, 生体バリアとしての皮膚や粘膜である. 臓器ごとに, 物理的, 化学的, そして免疫学的にユニークなバリア機構が発達しており, アレルギーは, その精緻な生体バリア機構の破綻により生じる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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