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Q 急性蕁麻疹にステロイドは有効か
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.10 No.1 57, 2012
- 著者名
- 幸野健
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 皮膚疾患
- 診療科目
- アレルギー科 / 皮膚科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
【A】 ステロイド外用は一般的に有効ではなく, 推奨されない. 抗ヒスタミン薬のみで十分な効果が得られないときに, ステロイドの全身投与を追加することは有効である. しかし, 副作用を考慮して症状が重篤(全身症状を伴っていたり, 体表面積の30%以上に及ぶ場合など)で抗ヒスタミン薬および補助的治療薬だけで制御することが困難な場合に限り, できる限り短期間にとどめて使用することが勧められる. 『解説』 最近, 日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインが改訂された1). 本稿では, それに則って解説を加える. 『1. ステロイド外用』 ストロンゲストクラスのステロイド外用薬(デルモベート(R)など)の頻回外用で, 少なくとも一部の蕁麻疹の症状が軽快するというエビデンスはある2,3). しかし, 外用により膨疹消退が促進されるというエビデンスはない. 塗布範囲, 使用期間, 副作用のリスクなどを総合的に勘案すると, 実際的には臨床的有用性は低いと考えられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
