要 約
好中球が中心となって発症する血管炎のなかで,唯一アレルギー的側面をもった疾患がチャーグ・ストラウス症候群と言われる.先行する気管支喘息を背景として,好酸球の関与が特徴的な全身性血管炎である.最も多い神経症状に次いで,皮膚病変の発現も多く,しかも病初期で認める.約半数の症例で抗好中球細胞質抗体(ANCA),とくにミエロペルオキシダーゼ(MPO)-ANCAが陽性になる.こうした臨床データより,①気管支喘息の機序であるⅠ型アレルギーがあり,②好酸球ペルオキシダーゼ(EPO)とMPOの高い相同性からANCA関連血管炎の発症メカニズムである“ANCAサイトカインシークエンス理論”が作動する,③ANCA陽性群と陰性群では異なる発症メカニズムがある,④チャーグ・ストラウス症候群は好酸球浸潤の障害と好中球浸潤の障害の混合病態である,などの説が出ている.
全文記事
膠原病とアレルギー
アレルギーと血管炎~チャーグ・ストラウス症候群を中心に~
Allergy and Vasculitis~especially Churg-Strauss syndrome~
掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア
Vol.9 No.2 23-27,
2011
著者名
川上民裕
記事体裁
特集
/
症例
/
全文記事
疾患領域
循環器
/
アレルギー・免疫
/
膠原病・リウマチ性疾患疫
/
皮膚疾患
診療科目
一般内科
/
循環器内科
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呼吸器内科
/
アレルギー科
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膠原病科
/
腎臓内科
/
皮膚科
/
神経内科
/
老年科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

