―髙崎先生が膠原病内科に入局されたきっかけについてお聞かせください.

 膠原病は特定の臓器障害ではなく全身性疾患であり,内科として最も興味深い疾患であること,またその病態の進展には当時目覚ましい発展を遂げつつあった免疫学が深く関与していることから,この領域で勉強しようと思いました.加えて,当時,膠原病内科を主宰されていた塩川優一先生は大変素晴らしい先生で,塩川先生のお人柄に惹かれ入局しました.


―教室の歴史・沿革についてお聞かせください.

 順天堂大学は全国の大学病院に先駆け,1968年に専門診療科を確立しました.そのなかで膠原病内科は1969年に日本で初めて設立され,初代教授に塩川優一先生が就任されました.第1内科,第2内科といった講座の分け方の場合,教授の専門が,ある時は消化器,ある時は呼吸器というように変わることがありますが,専門別ではメインのテーマは変わったとしても,膠原病学を目指すという点では延々と続いていくわけです.そのような連続性が今日の順天堂大学膠原病内科の発展をもたらしていると思います.