「Summary」抗血小板クロピドグレルは,薬効標的未知のままランダム化比較試験と経験に基づいて,世界で広く使用された。クロピドグレルはチエノピリジン系であった。のちに,薬効標的P2Y12ADP受容体が単離された。クロピドグレルの前薬チクロピジンのチエノピリジン系抗血小板薬であった。血球系副作用のため,使用頻度は減少した。プラスグレルは,クロピドグレル後のチエノピリジン系抗血小板薬である。日本以外の世界と日本にて用量の異なるランダム化比較試験を行った。用量を個別最適する科学的方法は確立されていない。
特集 新規抗血栓治療薬の実臨床における問題点
3.チエノピリジン系薬剤による虚血性心疾患の治療の現状と問題点
Current status and issues on thienopyridine antiplatelet agents
掲載誌
Angiology Frontier
Vol.15 No.2 28-33,
2016
著者名
後藤 信哉
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
血液
診療科目
心臓血管外科
/
循環器内科
媒体
Angiology Frontier
Key Words
クロピドグレル,チエノピリジン,プラスグレル,チクロピジン,ステント血栓症
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

