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M-Review

特集 日常診療における脈管検査―目的とその意義

3.腹部大動脈・腎動脈・腹部内臓動脈エコー

Ultrasound evaluation of abdominal aorta, renal artery and abdominal visceral artery

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掲載誌
Angiology Frontier Vol.15 No.1 29-34, 2016
著者名
小田代 敬太
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
Angiology Frontier
Key Words
血管エコー,腹部大動脈瘤,大動脈解離,腎動脈狭窄症,急性腹症

「Summary」造影CTやMRAに比べてエコーは非侵襲的であり,簡便性に優れる。日常診療におけるエコーの有用性を忘れてはならない。生活習慣病患者における大動脈エコーと腎動脈エコー,難治性高血圧や慢性腎臓病(CKD)患者での腎動脈エコー,急性腹症の鑑別におけるエコーの有用性などが挙げられる。

「はじめに」造影CTやMRAは,腹部大動脈の全体像の把握とその分枝動脈の精査に有用であることに異論はないが,造影CTは造影剤を要し造影剤腎症の危険性が常にあり,MRAは施行可能な施設が限られている。それらに比し,エコーは非侵襲的であり簡便性に優れ,リアルタイム性や分解能にも優れる。また,カラードプラ法やパルスドプラ法を用いることで,画像診断のみでなく血流動態も把握でき,日常診療における一般のスクリーニングや緊急時の急性腹症の鑑別において,エコーは有用である。さらに,腎動脈や腹部内臓動脈病変の検索においてもエコーの有用性がある。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Angiology Frontier2016年4月号(Vol.15 No.1)

○ 末梢循環をめぐる基礎,臨床研究の進展などの最新の話題を臨床の第一線の現場に提供します。

○ 具体的な症例などを紹介し,臨床現場ですぐにお役立ていただける情報を提供します。

○ 診療科を問わずあらゆる「末梢循環障害」に関する情報を提供することで,それぞれの他科に対する相互理解を助けます。

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