「Summary」エコー検査はリアルタイム性と空間分解能に優れ, CTやMRIでは評価困難な血流速度と血流方向, 乱流の有無などの血行動態をヨード造影剤やガドリニウム造影剤を使用せずに容易に評価可能である. このため, エコー検査はスクリーニングや治療方針決定, 治療後の評価および経過観察の指標などの幅広い目的で, その低侵襲性から末梢動脈疾患(PAD)や腎動脈狭窄症(RAS)の診断に重要な役割を担っている. エコー検査の評価基準を知り, その限界を理解することが重要である. エコー検査を臨床現場で正しく, 他のモダリティーと相補的に活用することで, PADおよびRAS患者の診療にさらに役立つものと考える. 「はじめに」閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans; ASO)など末梢動脈疾患(peripheral arterial disease; PAD)や腎動脈狭窄症(renal artery stenosis; RAS)に関する画像診断の進歩は目覚ましい.
特集 血管疾患の画像診断―最新の動向
末梢動脈疾患(含腎動脈)とエコー検査
掲載誌
Angiology Frontier
Vol.11 No.2 51-58,
2012
著者名
東浦 渉
/
市橋 成夫
/
丸上 永晃
/
平井 都始子
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
腎臓
診療科目
心臓血管外科
/
放射線科
/
泌尿器科
/
腎臓内科
/
循環器内科
媒体
Angiology Frontier
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

