脂肪組織・代謝組織と血管の相互作用
脂肪組織の生理機能と炎症における血管
Blood vessels in adipose tissue function and inflammatiom
掲載誌
Angiology Frontier
Vol.10 No.4 11-16,
2011
著者名
真鍋 一郎
記事体裁
特集
/
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
Angiology Frontier
Key Words
慢性炎症
/
血管新生
/
マクロファージ
/
メタボリックシンドローム
血管系と代謝系は,個体のホメオスタシスを維持するために常に密接に関わり合いながら機能している。その連関は生理機能の維持に重要なだけでなく,メタボリックシンドロームの発症にも深く関わっていることが明らかになりつつある。脂肪組織の肥満では,慢性炎症と捉えられる組織学的変化が生じているが,このとき血管は脂肪細胞新生やマクロファージの浸潤に必須である。動脈硬化と脂肪組織の肥満は,両者とも慢性炎症と捉えることができ,病態の分子機構においても多くの共通点があることが強く示唆される。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

