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膠原病と腎障害

ループス腎炎の活動性の評価と治療法


掲載誌
Nephrology Frontier Vol.9 No.3 39-43, 2010
著者名
内田啓子
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
腎臓 / 膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
膠原病科 / 腎臓内科
媒体
Nephrology Frontier

「SUMMARY」ループス腎炎と診断する際に, その活動性も評価することは重要である. なぜなら, ループス腎炎の治療は過少であっても過大であっても患者に不利益となるため, 常にその時の病態に対して適正な治療を選択していかなければならないからである. そのためには, 臨床的, 血清学的, 組織学的活動性の評価を行い, 治療選択の判断に反映させるべきである. 治療は速やかな寛解導入とその維持が目的だが, CKDへの配慮, 患者の将来のQOLへの配慮も大切である. 「I はじめに」ループス腎炎(lupus nephritis:LN)は全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)の腎病変であり, 免疫複合体型腎炎の代表である. LNはSLEの約60~70%に合併し, SLEの重症度や生命予後を左右する1). 過去30年でSLEの生命予後は劇的に改善したが, 腎予後の飛躍的な改善は得られておらず, いまだにLNの約20%が末期腎不全へと進行する. LNの活動性を評価した上で治療を行うことは重要である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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