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画像診断―イメージングアプローチ
MRIによる腎疾患へのアプローチ(1)
掲載誌
Nephrology Frontier
Vol.8 No.1 56-58,
2009
著者名
堀家英之
/
佐々木環
/
柏原 直樹
記事体裁
連載
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全文記事
疾患領域
腎臓
/
泌尿器
/
癌
診療科目
腎臓内科
/
泌尿器科
/
放射線科
媒体
Nephrology Frontier
「はじめに」MRI(magnetic resonance imaging, 磁気共鳴画像)は, 組織分解能に優れ, 任意の断層で画像を構築することができることから, 形態異常を伴った病変の検出に優れた検査法である. しかし, これまでは腎・尿路系の疾患に関しては, 腹部超音波検査やCT検査に比べ, その優位性はそれほど高いものではなかった. しかし近年, 高磁場装置の導入やパラレルイメージングなどにより欠点であった検査時間や体動・心拍による影響を解消することが可能となり, より身近な検査となりつつある. また, 腎臓の形態評価だけでなく機能的評価にもMRI検査が試みられており, 今後腎疾患における使用用途はさらに拡大するものと思われる. そこで, 腎疾患のMRIによる診断のアプローチについて, 今回から2回にわたり最近の話題を紹介する. 「MRIの基礎知識(撮影方法)」MRIは, 体内に多く含まれる水素原子核(プロトン)の核磁気共鳴現象(nuclear magnetic resonance:NMR)を利用し, 画像を構成する検査法である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

