花粉症・鼻アレルギー診療の実際
インタビュー 『鼻アレルギー診療ガイドライン』改訂での実際
掲載誌
鼻アレルギーフロンティア
Vol.24 No.2 58-63,
2024
著者名
大久保 公裕
記事体裁
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
診療科目
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア
わが国の『鼻アレルギー診療ガイドライン』は1993年の初版から改訂を重ね、診療科を超えて多くの臨床医のアレルギー性鼻炎診断・治療を支えてきた。その間、季節性・通年性アレルギー性鼻炎の有病率は増加し、治療選択肢は増加した。改訂第9版(2020年版)発行時には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が拡大しており、感染対策の観点からアレルギー性鼻炎の症状や治療目的に大きな影響をもたらすこととなった。このようにアレルギー性鼻炎を取り巻く環境が変化し続けるなか、わが国のガイドラインは改訂第10版(2024年版)として改訂を行った。今回は改訂第10版における主な改訂ポイントと、わが国のアレルギー性鼻炎診療のあり方について、日本医科大学大学院医学研究科頭頸部感覚器科学分野教授の大久保公裕先生にお話しいただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

