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【統合失調症の就労支援】
特集にあたって―統合失調症の就労支援
掲載誌
Schizophrenia Frontier
Vol.10 No.4 1004-6,
2009
著者名
池淵恵美
記事体裁
特集
/
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疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
Schizophrenia Frontier
社会の中でなんらかの役割を持って生きていくことは, 人として当然のことであり, 生きがいとなるものであるが, その中でも「働くこと」は大きな部分を占める. 働くことが可能になることによって, 統合失調症の回復にも役立つことは, 古く英国でのwork therapyや, 治療共同体での実践によってもよく知られている事柄である. まず精神障害を持ちつつも社会で働くことの意義について, 田中英樹氏にこれまでの歴史を踏まえて明快に論じていただいた. これは精神医学の視点からも, 1人の人間の復権という視点からも, そして社会文化や, その中での人間の存在意義という視点からも考えるべきテーマである. 一方では統合失調症の影響により, 人とかかわること, ストレスへの対応, 課題の遂行などに困難が生じてくる. どのような困難が生じてくるのかについて, 認知機能障害の視点から, 福田正人氏にわかりやすく整理していただいた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

