THE COMMENTARY
自動培養装置の世界動向からみた産業化のための一考察
掲載誌
再生医療
Vol.14 No.3 40-45,
2015
著者名
林 直樹
/
三治信一朗
記事体裁
抄録
疾患領域
再生医療
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
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脳神経外科
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整形外科
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形成外科
/
皮膚科
/
泌尿器科
/
眼科
/
消化器外科
媒体
再生医療
「はじめに」研究室内で行われてきた細胞培養プロセスは細胞種ごとに培養法が決められ,適切な温度やCO2濃度といった環境を保ち,細胞の成長に応じて培地の交換や継代といった作業が必要である。一般的な研究室における細胞培養室では現在でも同様の操作が行われており,極めて労働集約的である。一連のプロセスにおいて注意しなければならないのは培養中の細胞への細菌の混入であり,細胞培養が人的プロセスである限りはこのリスクはなくならない。これらのどの条件を逸脱したとしても細胞の性質が変化してしまい,目的の細胞は得られなくなる。大量の細胞が必要な時は,上記の培養プロセスでは技術者1人で増やせる細胞にも限界がある。再生医療の産業化にあたり,細胞培養の非効率性は,大きな課題となっている。将来的な再生医療の需要拡大に対応するため,効率的に大量の細胞製品を製造するための細胞培養法を開発する必要がここにある。商業ベースで採算の合う細胞培養法の確立が市場のドライバーとなり,様々な自動培養装置が開発されてきた1)。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

