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基礎講座:再生医療研究に必要なラボテクニック
iPS細胞の樹立方法
掲載誌
再生医療
Vol.8 No.4 47-53,
2009
著者名
沖田圭介
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高橋和利
記事体裁
その他
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全文記事
疾患領域
再生医療
診療科目
循環器内科
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心臓血管外科
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呼吸器内科
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脳神経外科
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整形外科
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産婦人科
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消化器内科
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形成外科
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腎臓内科
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皮膚科
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泌尿器科
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神経内科
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眼科
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血液内科
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耳鼻咽喉科
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小児科
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消化器外科
媒体
再生医療
iPS細胞の樹立方法に関する開発競争は熾烈を極め, 日々新しい技術が報告されている. これからは組み換え蛋白質による樹立がスタンダードになっていくのか. レトロウイルスはもう時代遅れなのか. その答えを出すためには, さまざまな方法で作製したiPS細胞を直接同時に比較するしかないだろう. 本稿ではこれまでに発表されたiPS細胞の樹立法を紹介するとともに, それらが抱える利点と問題点, さらには今後の展望について言及する. 「はじめに」「マウスの線維芽細胞に既知の転写因子(Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc)を導入することで, 分化多能性を有する幹細胞へと形質転換させることができる」という報告から3年以上が経過した1). その間, いくつかの大きな流れが生じている. 第1に質の向上である. 多能性幹細胞のゴールデンスタンダードである胚性幹(ES)細胞にいかに近づけるかという検討がなされており, 試験管内における分化能, キメラマウスにおける生殖系列寄与, そして最近ではテトラプロイド胚を用いたクローンマウスの作製にも成功している2)-7).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

