2025年の米国では麻疹の症例が増加しており(図1),8月19日までに1,375件の確定例が報告され,死亡も3件確認されています1).その背景には,第一にワクチン接種率の低下があります.米国の幼稚園児における麻疹・ムンプス・風疹(MMR)ワクチン接種率は2019~2020年度には95.2%であったのが2023~2024年度には92.7%まで低下しました2)