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最近,小児のあいだで水痘が流行していますが,新型コロナ流行の影響によるワクチン接種率の低下が関係しているのでしょうか.あるいは,成人の帯状疱疹の発生が増加している影響などはないのでしょうか.小児の重症例の発生はみられないのでしょうか.


掲載誌
インフルエンザ Vol.26 No.4 52, 2026
著者名
多屋 馨子
記事体裁
抄録 / 連載 / Q&Aシリーズ
疾患領域
感染症 / 小児疾患
診療科目
一般内科 / 感染症内科 / 小児科
媒体
インフルエンザ
Key Words
水痘 / 帯状疱疹 / ブレイクスルー水痘 / 定期接種 / ワクチン

水痘は空気感染,飛沫感染,接触感染で伝播する感染力がきわめて強いウイルス感染症です.2014年10月に水痘ワクチンが小児の定期接種に導入されるまで,年間約100万人が発症し,約4千人が入院し,約20人が死亡したと推定されていました.水痘ワクチンの2回接種が定期接種に導入されたことで,水痘の患者数は激減しました.それをきっかけに,自然感染のブースター効果を受ける機会が少なくなり,高齢者の帯状疱疹のみならず子育て世代の帯状疱疹が増えたことが報告されています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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