新刊
予防
日本における新型コロナワクチンの今後の接種対象とスケジュール
掲載誌
インフルエンザ
Vol.26 No.4 19-24,
2026
著者名
氏家 無限
記事体裁
抄録
疾患領域
感染症
/
呼吸器
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
/
感染症内科
媒体
インフルエンザ
Key Words
新型コロナウイルス感染症
/
COVID-19
/
定期接種
/
接種スケジュール
/
mRNAワクチン
本稿では,2024年10月にCOVID-19ワクチン接種が定期接種(B類疾病)へ移行した日本の現状を概説する.接種回数は高齢者等では年1回を基本とし,基礎疾患保有者や免疫不全者,妊婦では任意接種として年2回接種も検討される.接種時期は秋冬の流行前接種とされ,同時接種の取り扱いは柔軟化された.LP.8.1/XECに対応した更新mRNAワクチン,self-amplifying RNA(saRNA)ワクチン,組換え蛋白ワクチンなど5製剤が選択可能である.安全性に関しては重篤な有害事象はまれであり,接種のベネフィットがリスクを上回る.2025年度の供給見込みは909万回であり,近年の接種率低下を踏まえ,臨床現場での積極的な接種推奨が重要となる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

