RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ®)は国内では2024年5月31日に販売開始され,その4か月後の9月30日の時点で15,767人の妊婦に接種されたと推定されています1).この年の年間出生数が68.5万人でしたので,もしも対象となる妊婦がほぼ全員接種していたら大雑把な計算で20万接種以上になったでしょうから,接種率は1割にも届かないでしょう.