RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ®)は国内では2024年5月31日に販売開始され,その4か月後の9月30日の時点で15,767人の妊婦に接種されたと推定されています1).この年の年間出生数が68.5万人でしたので,もしも対象となる妊婦がほぼ全員接種していたら大雑把な計算で20万接種以上になったでしょうから,接種率は1割にも届かないでしょう.
Q&A
RSウイルスの母子免疫ワクチンは,日本の接種率はどの程度なのでしょうか.普及するためにはどのようにすべきなのでしょうか.
掲載誌
インフルエンザ
Vol.26 No.2 42,
2025
著者名
森内 浩幸
記事体裁
抄録
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連載
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Q&Aシリーズ
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
一般内科
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呼吸器内科
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産婦人科
/
小児科
媒体
インフルエンザ
Key Words
RSウイルス
/
受動免疫
/
母子免疫ワクチン
/
抗RSウイルスモノクローナル抗体
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。