基礎
高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスの乳牛への感染
掲載誌
インフルエンザ
Vol.26 No.1 21-25,
2025
著者名
今井 正樹
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
呼吸器内科
/
一般内科
媒体
インフルエンザ
Key Words
高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルス
/
乳牛
/
農場従事者
/
病原性
/
乳房炎
毎日の食卓に欠かすことのできない牛乳,チーズなどの乳製品を産生する乳牛から高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスが検出された.その発生国である米国では,現在も同ウイルスの乳牛から乳牛への感染が続いており,その終息の見通しは立っていない.さらに,感染乳牛からヒトへの感染も確認されており,その制御は動物衛生のみならず公衆衛生上の大きな課題となっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。