アストラゼネカ社の「バキスゼブリアTM筋注」は新型コロナウイルスのスパイク蛋白質のアミノ酸配列をコードする遺伝子をサルアデノウイルスに組み込んだウイルスベクターワクチンであり,2021年5月21日に薬事承認されました.本ワクチンは欧州において幅広く接種されるなかで血栓症・血栓塞栓症の報告が相次いでおり,英国医薬品・医療製品規制庁(MHRA)の報告では,2021年7月時点で血小板減少症を伴う血栓症(TTS)関連事象が約4,750万回接種時点で411件,うち死亡が72件でした.