Q&A
山形系統のB型インフルエンザウイルスはもう流行しないのでしょうか.
掲載誌
インフルエンザ
Vol.24 No.3 46,
2023
著者名
渡邉 真治
記事体裁
抄録
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連載
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Q&Aシリーズ
疾患領域
呼吸器
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感染症
診療科目
一般内科
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呼吸器内科
媒体
インフルエンザ
Key Words
山形系統B型インフルエンザウイルス
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弱毒生ワクチン
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Global Influenza Surveillance and Response System(GISRS)
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サーベイランス
世界での季節性インフルエンザウイルスの流行は,世界保健機関(WHO)を中心とした「Global Influenza Surveillance and Response System(GISRS)」というサーベイランスネットワークにより通年で監視されています.WHOへの山形系統ウイルスの陽性報告数を確認すると,2017/2018シーズンに,これまでにない多くの報告があった後,少なくなり,新型コロナウイルスのパンデミック以降(2020年~)は散発的な少数の陽性報告となっています(図1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。