専門家に聞くインフルエンザウイルス講座
第1回 インフルエンザウイルスの分類法―科・型・亜型―
掲載誌
インフルエンザ
Vol.15 No.1 45-47,
2014
著者名
小澤真
/
河岡 義裕
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
/
耳鼻咽喉科
/
老年科
/
小児科
媒体
インフルエンザ
「はじめに」 「インフルエンザ」は, インフルエンザウイルスの感染によって引き起こされる感染症の総称ですが, ウイルスの伝播経路や症状, あるいはその対処法は一様ではありません. このような多様性は, 主にウイルスの性状と宿主集団の免疫状態(主に抗体保有状況)に起因するもので, それを受けて疾患の呼び名も「季節性インフルエンザ」, 「高病原性鳥インフルエンザ」, 「新型インフルエンザ」などに変化します. ところが昨今, メディアや医療の現場を含めたさまざまな場面で, これらの用語が混同あるいは誤用されているようです. また, 2009年にパンデミックを引き起こしたH1N1亜型ウイルスや, 2013年の上半期に大きな話題となったH7N9亜型ウイルスのように, それまで知られていなかった遺伝子構成を示すウイルスが突如として出現し, 公衆衛生上の脅威となるのもインフルエンザの特徴です.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

