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QUESTION & ANSWER(インフルエンザ)

インフルエンザキット陰性で抗インフルエンザ薬を処方しても問題はありませんか.


掲載誌
インフルエンザ Vol.14 No.1 30, 2013
著者名
河合直樹
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

冬季にはインフルエンザ以外のウイルス疾患も流行していますので, それらの疾患との鑑別にインフルエンザの診断キットが有用なことはいうまでもありませんが, キットには若干限界もあります. われわれが行っている市販キットの検討では陽性試験予測率(positive predictive value; PPV)はA型, B型ともに90数%と高く, キット陽性であればインフルエンザの確率は高いといえます. 一方, 陰性試験予測率(NPV)はシーズンや使用キットによっては90%を切ることがあり, キット陰性でも必ずしもインフルエンザを否定できない場合があります. 特に発症数時間以内の早期(まだ鼻腔, 咽頭などの局所のウイルス量が少ないと思われる時期)の感度はそれ以降よりもやや低いという結果も報告されています. したがって初診時にキット陰性であったのが, 半日~1日経過して再度検査すると陽性になっていた, ということは臨床現場ではしばしば経験します.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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