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治療(インフルエンザ)

4種のノイラミニダーゼ阻害薬の使い方


掲載誌
インフルエンザ Vol.13 No.2 35-40, 2012
著者名
河合直樹 / 前田哲也 / 川島崇 / 廣津伸夫 / 池松秀之 / 柏木 征三郎
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

ノイラミニダーゼ阻害薬(NAI)は2010~2011年シーズンからラニナミビルを加え4剤時代となった, 同シーズンの日本臨床内科医会研究グループの使用状況では, オセルタミビルは9歳以下, ザナミビルは10代, ペラミビルは20歳以上が各6割以上を占め, ラニナミビルは5歳以上の各年代で幅広く使用された. 各薬剤の傾向として, 解熱時間はA(H1N1)pdm09が最短で, 以下A(H3N2), Bの順であり, IC50(NA活性の50%阻害濃度)もほぼ同様であった. 重回帰分析で解熱時間などにNAIの種類は影響せず, (亜)型が有意に影響した. ラニナミビルのウイルス残存率は過去のオセルタミビルやザナミビルと遜色なかった. 以上, NAIの有効性は薬剤間の差は少なく, 投与経路・回数, 耐性の状況などによる使い分けが中心になると思われた. 「はじめに」2009年に初めて出現し同年秋を中心に大流行したA(H1N1)pdm09は, 2010~2011年シーズンには冬期に流行し季節性化したが, 同シーズンはA(H3N2)やB型も流行する混合流行であった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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