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バイオマーカーと心血管疾患の評価

GM-CSF


掲載誌
血管医学 Vol.14 No.2 83-89, 2013
著者名
藤生克仁 / 真鍋 一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 代謝・内分泌
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
血管医学

顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)は血球の分化を生じざせる因子として同定されたが, 近年, 免疫系の細胞のみならず, 内皮細胞, 線維芽細胞などからも分泌され, さまざまな作用が報告されている. 循環器疾患においては, 急性心筋炎, 急性心筋梗塞, 心不全などで血中のGM-CSFの増加が報告されている. GM-CSFは急性心筋梗塞, 動脈硬化を促進するという基礎的知見も蓄積されているが, 現在のところ, バイオマーカーとしての有用性には限界がある. また, 心不全においては血中GM-CSFが増加するものの, どのような機序で働いているのかどうかは不明であり, 今後, 検討する余地が残されている. 「GM-CSFとは」顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(granulocyte/macrophage colony-stimulating factor:GM-CSF)は, インターロイキン3(interleukin-3:IL-3), マクロファージコロニー刺激因子(macrophage colony-stimulating factor:M-CSF), 顆粒球コロニー刺激因子(granulocyte colony-stimulating factor:G-CSF)とともに, コロニー刺激因子ファミリーに属するサイトカインである(表1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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