Glaucoma Q&A
Low-pressure glaucomaの病態と治療について教えてください
掲載誌
Frontiers in Glaucoma
No.70 44-49,
2025
著者名
坂田 礼
記事体裁
抄録
/
連載
/
Q&Aシリーズ
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma
Low-pressure glaucoma〔低眼圧緑内障,または正常眼圧緑内障(normal-tension glaucoma:NTG)〕は,視神経乳頭に緑内障性変化(主に乳頭陥凹の拡大を伴う特徴的な所見)およびそれに対応する視野変化を認める病態であり,眼圧が正常範囲内にもかかわらず発症する,広義の原発開放隅角緑内障(POAG)です.眼圧下降治療の有用性は示されていますが,十分な眼圧下降を達成しても一定の割合で進行を認める症例が存在し,そうした病態には非眼圧依存因子の関与が示唆されています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

