新刊
これからの緑内障診療のために
緑内障の薬物治療 第1回 配合薬の功罪
掲載誌
Frontiers in Glaucoma
No.70 37-39,
2025
著者名
溝上 志朗
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma
点眼薬による眼圧下降は緑内障治療の基本である.近年,点眼薬の開発が進み,さまざまな薬理作用をもつ薬剤が登場したことで,治療の選択肢は飛躍的に広がっている.また,複数の薬効成分を1つの容器にまとめた配合薬も次々と上市され,患者の負担を軽減しつつ,より強力な眼圧下降効果が得られるようになった.本稿では,まず配合薬の利点と課題について概説し,後編では高齢者における点眼治療の対策について述べたい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。