新刊
                 
 
                New Information of Glaucoma
              
 新しい手術デバイスHydrusについて
                  掲載誌
                
 
                  Frontiers in Glaucoma
                   No.70 33-36,
                  
                    2025
                  
 
                    著者名
                  
  
                          有村 尚悟
                        / 
                          稲谷 大
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
                        / 
                          連載
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          眼疾患
                        
                    診療科目
                  
  
                          眼科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      Frontiers in Glaucoma
                    
 緑内障治療の基本戦略は眼圧の下降にあり,これまでに点眼療法,レーザー治療,ならびに濾過手術が標準的な治療手段として広く用いられてきた.点眼薬は最も非侵襲的な治療法であるが,長期的な使用が求められるため,副作用や患者の服薬遵守(アドヒアランス)の課題が生じやすい.レーザー治療は一過性に眼圧を下降させる効果を有するものの,長期的な持続性に限界がある.また,線維柱帯切除術やチューブシャント手術といった従来の濾過手術は,顕著な眼圧下降効果をもたらす一方で,術後合併症,視機能の低下,感染症などのリスクが懸念される.
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。