New Information of Glaucoma
ドップラー光干渉断層計による緑内障検査
掲載誌
Frontiers in Glaucoma
No.47 80-84,
2014
著者名
安野嘉晃
/
三浦雅博
記事体裁
抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma
「ドップラーシフトとOCT」 音波を計測する際, 音源が観察者から見て移動しているとドップラーシフトと呼ばれる現象が起こり, 音波の見かけの波長が変化する. 近づいてくる救急車のサイレンが実際よりも高く聞こえたり, 逆に遠ざかるサイレンが実際よりも低く聞こえるのは音波のドップラーシフトのためである. このドップラーシフトは音波と同様に波動である光波を計測する際にも発生する. たとえば, 地球から遠ざかっている恒星の光は, 実際よりも赤く見えることが知られている. この光のドップラーシフトは光干渉断層計(OCT:optical coherence tomography)のプローブ光においても発生する. たとえば, OCTで眼底を計測する際, 眼底における散乱点がOCT装置から見て遠ざかる方向に運動していた場合, 散乱されたOCTのプローブ光は入射したときよりも波長が長くなる. 逆に近づく方向に運動していると波長は短くなる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

