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【特集 脳虚血に対する血管内治療の役割】

rt-PA静注療法に追加血管内治療は必要か


掲載誌
脳と循環 Vol.18 No.1 19-24, 2013
著者名
山上 宏
記事体裁
抄録
疾患領域
脳血管障害
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 手術・救急 / 放射線科
媒体
脳と循環

「SUMMARY」 発症4.5時間以内の急性期脳梗塞に対するrt-PA静注療法は, エビデンスの確立した治療法であり, 適応症例に対しては必ず行うべきである. しかしながら, 内頸動脈や中大脳動脈起始部などの脳主幹動脈閉塞例では, rt-PA静注療法による再開通率が低く, 予後良好例も少ないことが示されている. このような症例に対して, 局所線溶療法や機械的血栓回収術などの血管内治療を追加することにより, 再開通率および予後の改善が期待される. 「はじめに」 急性期脳梗塞に対するrt-PA静注療法は, 多くのエビデンスによって有効性が証明された治療法であり, 適応症例に対しては必ず行うべきである. わが国においても, 2012年8月31日より発症4.5時間以内の急性期脳梗塞までその適応が拡大され, rt-PA静注療法が活躍する場面はますます増加すると思われる. しかしながら, 1995年にNational Institute of Neurological Disorders and Stroke(NINDS) rt-PA stroke study1)の結果が報告されてから, すでに十数年が経過しており, rt-PA静注療法の限界についても多くの議論がなされている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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