全文記事
脳血管障害と高血圧
脳血管障害慢性期の血圧管理
掲載誌
脳と循環
Vol.14 No.1 45-50,
2009
著者名
山本康正
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
高血圧
/
脳血管障害
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
媒体
脳と循環
「SUMMARY」PROGRESSの解析では, 脳卒中再発には120mmHg以下・平均114mmHgで最も再発が少なく, 最近は“the lower the better”の方向にある. 家庭血圧を用いても, 脳卒中再発, 認知機能障害進展, 無症候性脳虚血性病変進展, ともに収縮期血圧が高かった. 脳血管障害では夜間血圧高値の例が多く, 外来血圧を基準に血圧コントロールを行うと, 降圧は不十分になりがちである. CKDは血圧と独立してsmall vessel disease成立に関与している可能性がある. 「脳卒中の二次予防における血圧管理」高血圧は脳卒中の最大の危険因子であり, 一次予防では高血圧がある場合, 降圧療法による脳卒中リスクの低下率は約35~45%と試算されている. 一方, 脳卒中の二次予防に関しては, PATS(post-stroke antihypertensive treatment study)1), INDANA(individual data analysis of antihypertensive intervention trial)2), またUnited kingdom TIA aspirin trialなどの大規模試験またはメタアナリシス3)で, 二次予防においても降圧療法が有用であることが報告されていた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

