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M-Review

【特集 生体防御における免疫反応の新知見】

Ⅰ.自然免疫研究の最新情報 1.樹状細胞による免疫寛容誘導の最新情報:単球に由来する樹状細胞による血球の貪食と新しい免疫寛容誘導の仕組み

Monocyte-derived dendritic cells perform hemophagocytosis to fine-tune excessive immune responses

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.21 No.3 19-24, 2014
著者名
大八木秀明 / 小内伸幸 / 澤田賢一 / 樗木俊聡
記事体裁
抄録
疾患領域
血液 / アレルギー・免疫 / 膠原病・リウマチ性疾患疫 / 感染症 / 癌
診療科目
膠原病科 / 血液内科 / 小児科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」 病原性微生物が生体内に侵入すると, 樹状細胞はパターン認識レセプター(pattern-recognition receptors : PRRs)を介して, 病原微生物の構成成分(病原体関連分子パターン)を認識し, 炎症性サイトカインを産生して自然免疫を活性化する. また, 病原性微生物由来の抗原をT細胞に提示して獲得免疫を発動させる. 活性化された獲得免疫系は, 抗原特異的に病原体を排除するとともに免疫記憶を誘導して再感染に備える1)-3). 一方, ウイルス特異的細胞傷害性T細胞(cytotoxic T lymphocyte)や, それにともなって産生されるサイトカインやケミカルメディエーターなどの生理活性物質は感性防御に働くと同時に, 自らの組織を傷害する場合がある4)-6). それゆえ, 免疫応答には, 病原体排除と組織障害抑制のバランスを調節する仕組みが必要になるが, その詳細は不明であった. 本稿では, 樹状細胞による免疫寛容誘導について, 筆者らの最近の知見を概説する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2014年9月号(Vol.21 No.3)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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