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腫瘍をめぐるQ&A

Question 癌のプロテアソーム活性について教えてください(癌幹細胞との関連について)


掲載誌
Surgery Frontier Vol.21 No.1 100-101, 2014
著者名
加納義浩
記事体裁
抄録
疾患領域
血液 / 癌
診療科目
血液内科 / 腫瘍内科
媒体
Surgery Frontier

「Answer」 プロテアソームは蛋白質分解酵素であり, 主にユビキチンという目印を付けられた蛋白質を選択的に分解する. 目印が付けられる蛋白質は, 大きく2つに分類される. ひとつは, 合成時に正しい形状にならなかったものである. 異常な蛋白質は本来の機能を果たさない危険性があるため, プロテアソームにより排除される運命となる. もうひとつは, 細胞の増殖や生存を制御する蛋白質である. プロテアソームがそれらの蛋白質を分解し, その量を調節しているため, 細胞は増殖の程度などが調節されているのである. プロテアソーム活性の異常は, さまざまな病気を引き起こすが, そのなかに腫瘍も含まれている. 腫瘍組織におけるプロテアソーム活性についての研究は多く行われてきている. これまで, 癌細胞はプロテアソーム活性が亢進していることが実験的に証明されてきていた. プロテアソーム活性の亢進は, 腫瘍にとっても有益である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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