Answer  CD13は,別名アミノペプチダーゼNと呼ばれている酵素である。正常細胞においては,CD13は小腸や腎臓の微絨毛表面に発現し,胃や膵臓のペプチダーゼによる加水分解産物の最終的な消化に関与している。また,腫瘍細胞においては,CD13は胃癌や大腸癌などの予後因子として報告されており,細胞の増殖性,転移性,浸潤性,治療抵抗性の亢進といった働きを担っている1)。