Summary  肝細胞癌(HCC)に対する術後生存率は,肝切除(157例:平均径54.4mm,平均個数1.3個,肝障害度A 78%,Child-Pugh〔C-P〕A 89%)は5年58.3%,10年40.2%で,マイクロ波凝固療法(〔MCT〕719例:平均径26.9mm,平均個数2.5個,肝障害度A 45%,C-P A 70%)は5年62.1%,10年34.1%。3cm,3個以内HCC(389例)の生存率は5年70.2%,10年43.1%で,C-P A(273例)では5年79.3%,10年44.4%で,C-P B(116例)では5年50.3%,10年38.9%で,MCTは肝切除に匹敵する治療成績が得られ,また3cm,3個以内HCCに対して,MCTは単独でも良好な治療成績が得られている。現在,MCTの手技はHCCの性質を考慮して,内圧を上昇させ,腫瘍栓を飛散させないように支配脈管を凝固した後,HCCの周辺から中心部に向かって行っている。