Summary  乳癌の外科治療は乳房温存手術やセンチネルリンパ節生検法がすでに標準化している。本邦においても乳癌の罹患率が上昇するとともに,マンモグラフィ検診の普及や画像診断法の進歩により,早期乳癌の発見機会の割合が増加してきている。このような時代的背景と患者の要望に応えるため,さらなる低侵襲局所治療であるnon surgical ablation療法が注目されはじめた。実臨床で乳癌に応用されているのは凍結療法(cryoablation),MRガイド下集束超音波療法(MRgFUS),ラジオ波熱凝固療法(radiofrequency ablation:RFA)であるが,装置の普及度と簡便さからRFAが急速に普及していった。一方,われわれの施設では2006年より高度医療評価制度下に早期乳癌に対するRFAの多施設臨床試験を実施し,その適応と限界を明らかにしてきたので紹介する。