はじめに
プロテインキナーゼC (protein kinase C:PKC)は蛋白質の特定配列中に存在するセリンまたはスレオニン残基をリン酸化するプロテインキナーゼであり,さまざまな細胞内シグナル伝達系を制御している。研究の歴史は古く,1977年に神戸大学の西塚泰美らが初めて報告して以来,膨大な数の論文が発表されている。単なる脂質分子と考えられていたジアシルグリセロール(diacylglycerol:DAG)が細胞内シグナル伝達に関与することを明らかにした初期の研究1)は,当時世界に大きな驚きを与えた。近年も,癌におけるPKCの役割についてさらに詳細な検討が行われている。本稿ではPKCを理解する一助として,これまでに明らかにされてきた分子的・生理的性質を簡単に紹介したい。
全文記事
What's New in SURGERY FRONTIER
第68回癌領域で注目されるPKCの新知見 PKCの分類,構造と制御,機能
掲載誌
Surgery Frontier
Vol.18 No.1 58-61,
2011
著者名
甲斐正広
/
鈴木拓
/
豊田実
記事体裁
連載
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全文記事
疾患領域
癌
診療科目
呼吸器内科
/
産婦人科
/
消化器内科
/
泌尿器科
/
腫瘍内科
/
消化器外科
媒体
Surgery Frontier
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

