消化器外科データベースの構築とその展開
癌専門病院のDPCデータのベンチマーキングによる癌医療の質向上と標準化の試み
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.17 No.4 18-27, 2010
- 著者名
- 竜崇正 / 浜野公明 / 清水英昭 / 篠田雅之 / 三浦猛 / 吉田功
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 感染症 / 癌 / 栄養管理
- 診療科目
- 一般外科 / 手術・救急 / 消化器外科
- 媒体
- Surgery Frontier
「Summary」DPCデータによるベンチマークは, 厚生労働省に提出するデータをそのまま利用できるので, 医師の負担の少ない解析法である. ベンチマークの結果, 術前日数, 抗生物質使用期間や食事開始時期など, 医療の質に大きな改善が認められた. 施設間のベンチマークを繰り返すことにより, 癌医療の質はさらに向上することが期待される. 「はじめに」クリニカルパスは在院期間とコストの削減に有用であると認識されるようになり1)2)癌医療においてもその有用性が報告されている3). それはクリニカルパス運用のほうが在院日数もコストの削減でも有用であるとのデータである4)-6). 癌治療における標準的クリニカルパスが示されているわけではない. 大腸癌における標準的クリニカルパスは国立がん研究センターのホームページ7)にも開示されているが, 多くは, その施設の医師の経験から作成されたクリニカルパスであり, 診療施設によってその内容は大きく異なっているため, データに基づいた標準的なクリニカルパスの提案が求められている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
