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栄養のKEY NOTE

【消化・吸収1】糖質の消化・吸収


掲載誌
Surgery Frontier Vol.17 No.2 74-76, 2010
著者名
松本義信 / 中坊幸弘
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
栄養管理
診療科目
一般内科 / 消化器内科 / 老年科 / 手術・救急 / 小児科
媒体
Surgery Frontier

「はじめに」私たちが摂取している食品中の糖質には, グルコース(ブドウ糖), フルクトース(果糖), ガラクトースなどの単糖類, マルトース(麦芽糖), スクロース(ショ糖), ラクトース(乳糖)などの二糖類, アミロースやアミロペクチンからなるデンプンなどの多糖類がある. 糖質は口腔, 胃, 小腸を通過していくにしたがい, 消化酵素により単糖類に加水分解された後, 吸収される. 糖はアミノ酸とは異なり, オリゴ糖や二糖類であっても吸収されず, 吸収されるのは単糖類のみである. 「消化」摂取した食物中のデンプンは, 口腔内でだ液中に含まれているα-アミラーゼにより任意のα-1, 4グルコシド結合が加水分解を受け, デキストリン(グルコースが約8個結合している), あるいはマルトースを生じる(図1). これらは, 分解されなかったデンプンなどともに胃に送られる. 胃内では塩酸が分泌されているためpH1.5~2.0と強酸性であり, 至適pH6.6~6.8のα-アミラーゼは活性を示すことがない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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