クラウド対応小型モバイルCTGの登場で,妊婦自身によるCTGの自己装着と,データのリアルタイムな遠隔監視が可能となった。これらの技術革新により,今後ハイリスク妊娠での在宅CTGモニタリングや,母体搬送中のCTGモニタリングが一般臨床に応用される可能性がある。また,現在各地域におけるCTGモニタリングの多施設ネットワーク化の動きが広がりつつあり,より質の高い周産期医療の提供に寄与することが期待される。
特集 産婦人科における先端情報処理技術の展開
遠隔胎児管理の実用化に向けた取り組み
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.30 No.2 39-43,
2023
著者名
田丸 俊輔
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Key Words
クラウド対応小型モバイルCTG,自己モニタリング,リアルタイムモニタリング,遠隔監視
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。