黄体ホルモンはその構造から,C21-プロゲスチン誘導体(ジドロゲステロン,メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(MPA)など),C19-ノルテストステロン誘導体(ノルエチステロン,レボノルゲストレル,デソゲストレル,ジエノゲストなど),および17α-スピノロラクトン誘導体(ドロスピレノン)の3種類に大別さる。黄体ホルモン(プロゲステロン)はプロゲステロン受容体以外のステロイド受容体にもさまざまな親和性をもって交差反応することから,化合物によって多彩な特性を呈する。
ホルモンQ&A
Q1 ホルモン補充療法(HRT)に用いられる黄体ホルモン製剤の種類と特徴を教えてください。/Q2 LEP製剤(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)で用いられる黄体ホルモン製剤の種類と特徴を教えてください。
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.29 No.3 71-74,
2022
著者名
澤田 健二郎
/
木村 正
記事体裁
抄録
/
連載
/
Q&Aシリーズ
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
/
産婦人科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。