日本産科婦人科学会の『産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020』では「囊胞性病変を伴わない子宮内膜症の治療は?」に対して,「低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP),プロゲスチンを第一選択,GnRHアゴニスト,ダナゾールを第二選択として投与する,」とある1)。しかしながら,GnRHアンタゴニストの記載は見当たらない。この理由はこのガイドライン発刊以降にGnRHアンタゴニストであるレルゴリクスが「子宮内膜症に基づく疼痛の改善」の適応を取得したからである。
ホルモンQ&A
Q1 子宮内膜症に対するGnRHアンタゴニストの使い方について教えてください。/Q2 子宮腺筋症と不妊について教えてください。
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.29 No.2 67-70,
2022
著者名
大須賀 穣
記事体裁
抄録
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連載
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Q&Aシリーズ
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
/
産婦人科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。