性ホルモンは性腺に作用して,精子や卵胞の成熟,月経や排卵の成立,着床・妊娠の維持に関与すると考えられてきた。しかしながら近年,性ホルモンは性腺のみならず,骨,血管,脳,筋肉などの多くの性腺外臓器や組織の機能に影響し,癌の進展・転移機構,糖や脂質の代謝にまで多彩な作用を発揮することが明らかになってきている。本稿では,女性ホルモン(エストロゲン,プロゲステロン)と男性ホルモン(アンドロゲン),およびそれぞれの性ホルモン受容体を介した作用について概説する。
特集 性ホルモンと産生・依存性腫瘍の基礎と臨床
性ホルモン産生と作用機序
(1)性ホルモンとその受容体
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.27 No.2 11-16,
2020
著者名
森 泰輔
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
癌
/
その他
診療科目
産婦人科
/
腫瘍内科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Key Words
エストロゲン,プロゲステロン,アンドロゲン,エストロゲン受容体,プロゲステロン受容体
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

