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【特集 思春期女性のヘルスケア】

遅発思春期


掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.1 23-30, 2014
著者名
長塚正晃
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 小児疾患
診療科目
産婦人科 / 小児科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY

「Summary」女性における遅発思春期とは, 適正な年齢になっても乳房発育, 陰毛発生および初経のいずれをもみないものをいい, その年齢は乳房発育11歳, 陰毛発生13歳, 初経発来14歳である. その原因は, 狭義には体質性思春期遅発症(約15%)を指すが, 広義には性腺機能不全(中枢性・原発性)を含める. 男女とも身長加速は認められず低身長を伴うので, その正確で早い診断は負の身体的および精神的結果を防ぎ, 正常の骨密度, 妊孕能の回復を保持することができる. 「はじめに」思春期とは性機能の発来, すなわち乳房発育, 陰毛発生などの第二次性徴の出現にはじまり, 初経を経て第二次性徴が完成し, 月経周期がほぼ順調になるまでの期間をいう. その期間はわが国の現状では8~9歳頃から17~18歳頃までになる. この定義から, 女性においては乳房の発育がみられた時点で思春期発来と定義される. 一方, 男性においては精巣容積の増大が捉えられた時点で思春期発来とされる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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