Summary
マウスの卵母細胞の成熟過程における遺伝子発現は,転写活性がサイレントな状態にあることから,成熟前の発育期間において卵母細胞内に貯蓄されたmRNA(母性mRNA)の転写後調節により主に制御されている。その制御において,mRNAの5’末端非翻訳領域における5’m7Gpppキャップ構造上でのキャップ結合複合体形成,3’末端非翻訳領域における細胞質ポリアデニル化,およびそれぞれの末端間での協調的作用による翻訳の開始機構,そしてRNA干渉などによるmRNAの分解機構が重要な役割を果たしている。
Key words
●母性mRNA ●転写後調節 ●キャップ結合複合体 ●細胞質ポリアデニル化 ●RNA干渉
全文記事
卵と卵胞の発育・成熟
卵の発育と成熟 卵子成熟と遺伝子発現
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.18 No.4 27-31,
2011
著者名
山田雅保
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
産婦人科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

