Summary
下垂体前葉から分泌されるプロラクチン(PRL)は,乳腺への作用のみならず種々の組織において多様な作用を発揮する。臨床的には,高PRL血症による不妊などの生殖内分泌機能への影響が注目されるが,この機序としてPRLが下垂体前葉からのゴナドトロピン分泌を抑制することに加えて,PRLが卵巣に与える直接的な影響も大きい。PRLは特に卵巣における黄体機能維持に重要な役割を果たすが,近年のPRL受容体ノックアウトマウスを用いた検討により,PRL受容体サブタイプによる新たな生殖内分泌作用の側面が明らかとなってきた。
Key words
●PRL ●卵巣 ●高PRL 血症 ●PRL受容体サブタイプ ●骨形成蛋白
全文記事
プロラクチンの生理・病理の新展開
プロラクチンと卵巣機能
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.18 No.3 23-30,
2011
著者名
大塚文男
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中村絵里
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
産婦人科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

