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M-Review

特集 血栓性微小血管症(TMA)

9.膠原病

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掲載誌
血栓と循環 Vol.24 No.1 48-52, 2016
著者名
久田 諒 / 渥美 達也
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 血液 / 膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
血液内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 膠原病科
媒体
血栓と循環
Key Words
二次性血栓性微小血管症/von Willebrand因子/ADAMTS13/全身性エリテマトーデス/強皮症

「論文のポイント」

[1]二次性血栓性微小血管症の基礎疾患として最も多いのが膠原病であり,特に全身性エリテマトーデスと強皮症が多い.

[2]膠原病患者で血小板減少,溶血性貧血を認めた場合には本症を疑うべきであり,末梢血塗抹標本での破砕赤血球の存在が診断に重要である.von Willebrand因子の切断酵素であるADAMTS13の活性低下が診断の一助になるが,活性低下を認めない例も多い.

[3]膠原病関連TMAでは血漿交換療法に加えて基礎疾患の疾患活動性の低下を目的としてステロイド治療や免疫抑制療法を必要とすることが多い.また強皮症腎クリーゼ関連TMAの場合はACE阻害薬の投与が第一選択である.

[4]膠原病関連TMAは特発性TMAと比較して予後不良であり,早期の診断と治療開始が重要であるとともに,難治例に対する新たな治療法の開発が望まれる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血栓と循環2016年7月号(Vol.24 No.1)

血栓 (症) をめぐる様々な話題を,主として臨床的側面から捉え,平易でプラクティカルな解説を加えてゆく。血栓症の診療に携わる各科臨床医を対象に,レビュー形式による特集企画および各種連載企画を中心に構成する。


【休刊のお知らせ】

平素より格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

この度学術雑誌「血栓と循環」は、諸般の事情によりVol.24 No.1をもちまして休刊させていただくこととなりました。本誌は、血栓症にまつわる循環器疾患関連テーマの特集・連載のほか、血栓症のガイドラインや大規模臨床試験データブック、Q&Aシリーズ等の特大号も度々刊行してきました。最新の知見や実践を踏まえた内容を提供させていただきました。

1993年の創刊より24年の長きにわたり、本誌を支えていただきました読者の皆様、ならびにご執筆いただきました先生、編集委員・編集御協力の先生方に心より御礼申し上げます。


2016年7月

株式会社メディカルレビュー社

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