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1から学ぶ閉塞性動脈硬化症(ASO)

No.10 ASO治療―(3)1.血行再建術(血管内治療)


掲載誌
血栓と循環 Vol.21 No.3 56-59, 2013
著者名
宮下裕介
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 感染症
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 形成外科
媒体
血栓と循環

[はじめに] 本稿では今日までに蓄積された本邦での知見と, やや陳腐化したとはいえ, いまだに最も引用されるガイドラインTASC-II 1)を中心に, 腸骨動脈領域, 大腿動脈領域, 膝下以下動脈を比較しながら, (1)治療の適応, (2)血管内治療(EVT)の実際, (3)治療の慢性期効果を記述する. [治療の適応] [1. 無症候・非典型的症状] 従来軽視されてきたこれらの症候も, 生命予後が悪いことが報告され2), 積極的な介入が必要と考えられている. ABIが低下した患者の脳・心血管合併症の発生頻度は正常患者に比較して2倍以上であるので2), ABIが低下しているだけでも頭頸部動脈, 冠動脈の評価がなされるべきである. また, 低塩分食や低脂質食, 禁煙などの患者指導は当然のこと, 診察室血圧130mmHg以下となる血圧管理, アテローム血栓症予防のための抗血小板剤の投与(本邦ではクロピドグレルの投与), LDLコレステロール70mg/dL以下となる脂質管理, HbA1c 7.0%未満(新基準)となる糖質管理がガイドライン通りに要求される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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