2015年より本邦でも非小細胞肺がんに対して免疫チェックポイント阻害薬が使用可能となった。当初は2次治療以降の使用に限定されていたが,その後,PD-L1高発現の腫瘍に対しては1次治療から使用可能となっている。現在,併用療法の検討が多く行われており,さらなる治療成績の向上が期待される。
「KEY WORDS」免疫チェックポイント阻害薬,PD-L1発現(TPS),抗PD-1抗体,抗CTLA-4抗体,IDO-1阻害薬